診療科目:内科(循環機器・呼吸器科・消化器科)、小児科、皮膚科、アレルギー科、心療内科、禁煙外来

診療案内/
禁煙外来/スギ花粉舌下免疫療

禁煙外来

喫煙歴、スクリーニングテストによりニコチン依存度を評価します。

  • 1)1日の喫煙本数 × 喫煙年数が200以上
  • 2)スクリーニングテスト(TDS)で5点以上
  • 1)、2)をともに満たす方は、【ニコチン依存症】と診断され、保険診療で治療を受けることができます。
  • 貼り薬または飲み薬を選択し、共に3ヶ月かけて治療を行います。

禁煙治療薬についての比較

  ニコチンパッチ
(ニコチネルTTS)
内服薬
(チャンピックス)
作用 パッチに含まれる少量のニコチンが皮膚から吸収され、たばこを吸っているかのように脳が認識し、たばこを吸いたい気持ちを減らします。徐々にパッチサイズを小さくします。 ニコチンの作用をブロックし、たばこをおいしいと感じにくくし、吸いたい気持ちを減らします。
通院回数(期間)※ 5回(3ヶ月) 7回(3ヶ月)
全体の費用
(3割負担の場合)※
約12,000円 約18,000円
※通院回数、費用は最長の場合であり、2~3回でやめられる場合もあります。

禁煙治療薬についての比較

以下の質問について、「はい」1点、
いいえ「0点」で合計してください。

  • 1.自分が吸うつもりよりも、ずっと多くのタバコを吸ってしまうことがありましたか。
  • 2.禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
  • 3.禁煙したり、本数を減らそうとした時に、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
  • 4.禁煙したり、本数を減らした時に、次のどれかがありましたか。
    (イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
  • 5.問4の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
  • 6.重い病気にかかった時に、タバコは良くないとわかっているのに吸うことがありましたか。
  • 7.タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
  • 8.タバコのために自分に精神障害が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
  • 9.自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
  • 10.タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かありましたか。

上記テストの合計点5点以上かつ喫煙本数×喫煙年数が200以上の方は【ニコチン依存症】です。

スギ花粉舌下免疫療法

スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の治療法のひとつにアレルゲン免疫療法があります。アレルゲン免疫療法は100年以上も前から行われている治療法です。主にはアレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていますが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。長期にわたり正しく治療が行いますと、アレルギー症状を治したり長い期間症状を抑える効果が期待できます。症状が完全に抑えられない場合でも、症状を和らげアレルギー治療薬の減量が期待できます。

※詳しくは受付へ、
もしくはお電話でお問い合わせください。